• 2025年1月15日

カメラを持って

大寒が近づき一段と冷え込む今日この頃、お正月の賑わいも落ちつきクリニックにも日常が戻ってきました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今回培養部が担当いたします。

去年の暮れにカメラを買いました。

デジカメや一眼レフなど様々なカメラが売られている中で、自分が選んだものは中古の二眼フィルムカメラでした。

二眼カメラというと何か複雑な仕組みを想像させられますが、実際はいたってシンプルで、上のレンズはファインダー、下のレンズで写真を撮ります。この単純さと電池を入れずとも機械のからくりで動くところがなんとも面白く、心惹かれました。

 

さて写真を撮るとなるとフィルムを入れなければなりません。このカメラは中判カメラといって120フィルムというものを使うのですが、なんと1本につき12枚しか撮れないんです。さらに1枚撮ったら手動でフィルムを巻かないといけない。不便ですね…

ただ、シャッターチャージのジジジッという音を聞いたり、ファインダーに映った左右反転した世界を見たりしているとワクワクしてきます。

ということで、退勤後にモノクロフィルムを入れて撮影をしてきました!

胸の前でカメラを構え、1枚2枚…。

きっとちゃんと取れているだろうと信じて写真屋さんに現像をお願いしました。

そして1週間後、現像の終わったものを見ると思っている以上にきれい!

多少の手振れやピンボケはありますが結構しっかりと映っていて、写真を見るだけでも楽しいです。

また色の効果もあるのでしょうが普段見ているはずの景色が、もう何十年も前のようで不思議な感覚です。

不便なところはたくさんありますが、限られた枚数の中で撮った写真は一層記憶に残るのではないでしょうか。またカラーフィルムを入れることでカラフルな主審も取れるので、

このカメラを持っていろいろと撮って回りたいですね!

まだまだ冬らしい冷たい風が吹く日は続きますでしょうから、みなさま暖かくしてどうぞご自愛ください。 S.K.

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