• 2020年6月13日

使い捨てマスク

こんにちは!培養部です。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の解除から3週間が経過しますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?私は未だに自粛期間中と同じ生活を送るようにしていますが、通勤等で外出すると、やはり世間は平常時に戻りつつあると感じます(^^;)
そこで今回は、人と接する機会が増えた現在、改めて使い捨てマスクの正しいつけ方・外し方をご紹介したいと思います!

まずはマスクの正しい向きを確認してみましょう💡
使い捨ての不織布マスクには立体式とプリーツ式がありますが、プリーツ式には階段型とオメガ型の2タイプあることをご存じでしょうか?

階段型はプリーツの向きがすべて同じ向きに折られているもので、ノーズワイヤーを上部にした時に、プリーツの開く向きが下側になるようにつけるのが正しいとされています。プリーツの開く向きが上側になると、プリーツの隙間に菌やウイルスが溜まりやすくなってしまいます。

オメガ型はプリーツが真ん中から上下に向かって折られているもので、ノーズワイヤーを上部にした時に、外側に山なりになるようにつけるのが正しいとされています。逆向きにつけるとマスクと顔との隙間が狭くなって息苦しさを感じたり、直接口がマスクに触れることで衛生的にもデメリットとなってしまいます。

マスクの正しい向きをふまえ、次は正しいつけ方・外し方を確認しましょう💡
①アルコール除菌や手洗いを実施し手指を清潔にする
②ひも部分を持って耳にかける
③鼻、口、顎を覆うようにマスクを広げてノーズワイヤーを鼻の形に添ってフィットさせる
④外す前にも手指を清潔にし、ひも部分を指にかけて顔の前に出すようにして外す(両手で外すイメージ)
⑤外したマスクは蓋つきのごみ箱に捨てる
上記の手順はWHO(世界保健機関)のHPに動画で紹介されている方法を簡略化したものです。できるだけマスクの本体部分に触れないようにすることで、手指からの菌やウイルスの付着を防げます。なお、WHOでは使い捨てマスクは1度外したら捨てるように説明しており、複数回着脱を繰り返すことは推奨していません。

正しくマスクをつけて一緒に感染拡大防止に貢献しましょう♪

培養部 SUZUKI🐻

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