• 2024年3月14日
  • 2024年11月22日

花粉症と薬

花粉症と薬

 

こんにちは。今回の担当は培養部です。

 

桜のつぼみもふくらんできて、春を感じられるようになってきましたね。

 

そんな季節、花粉症に悩まされている方も多いのではないでしょうか。

かく言うわたしも、スギとヒノキの花粉症で、この時期は目と鼻がつらい日々です。

 

目がかゆいのがつらくて眼科に行き、処方されるパタノール点眼液が効かないのですが、と先生に相談したことがあります。

そうしたら、眼科の先生がおっしゃるには、パタノール点眼液は、「ヒスタミンH1受容体拮抗剤」だから、かゆくなってからじゃ効かないよと。

つまり、かゆくなる物質がくっつく前にフタをする働きをする、かゆみ予防薬ということらしいのです。

朝起きたらすぐ点眼し、5~6時間ごとに点眼する必要があるとのことです。

ずっと効かないと思っていた薬ですが、その説明を聞いてから気を付けて言われたとおりに使うようにしたら、効き目を感じられました。

 

きちんと薬の効果について説明して頂いた先生にはとても感謝しています。

 

当院で治療を受けて頂いている皆様も、いろいろなお薬が処方されているかと思いますが、自己判断で薬の量を変えたり、飲むのをやめてしまったりすると、治療において思わぬトラブルが起きることもあります。

採卵・移植などが中止になってしまうこともありますので、お薬について疑問に思われることがありましたら、医師・スタッフにご相談ください。

 

この時期、移植の後などは、花粉症のお薬についても、飲んでも大丈夫?と心配になられる方も多いかと思います。

花粉症のお薬はたくさんの種類があり、妊娠中の服用について、それぞれリスクの大きさが違いますので、花粉症のお薬を処方して頂いている先生か、当院の医師にご相談ください。

 

花粉症はつらいですが、満開の桜が待ち遠しいです。

まだ寒くなる日もありますので、皆様ご自愛ください。

 

培養部 Y.K

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