- 2025年9月16日
〇〇の秋
今回は培養部です。
まだまだ暑いですが、スーパーに行くと、サンマを見かけるようになり、果物コーナーも秋っぽくなってきました。…サンマもフルーツも高いですね!
秋といえば、〇〇の秋とか言って、何か始めてみたくなりませんか?
わたしは今までもいろんなことに手を出してみては、不器用貧乏みたいになってしまっています。
いろんな分野のことをやってみたんですが、手芸のくくりに入るようなこともけっこうやってみました。
最近は編み物が流行っているようで、わたしも少しやってみたんです。
初心者なので、まずはとっつきやすい、リリアンを使ってマフラーを作ってみました。
楽しかったです。単調な作業を自分のペースでもくもくとやれるのがいいです。
本当はかぎ針編みをやってみたいのですが、難しそうなので、もうちょっと熱が上がれば挑戦してみようと思います。
マクラメ編みは、推しカラーでハンドストラップを作って、出来はあまり良くなくても、なんか愛着がわいています。
昔はミサンガとか(年齢がバレる)作ってましたが、最近は太めのコードなどを編んで、ストラップにするのが流行ってるようです。
あとはビーズのアクセサリー作りは早々に断念しました。
培養士の仕事として、卵子や胚の凍結があります。
0.8mm幅くらいのデバイスに、120μm〜160μmくらいのたまごを、ほんの少しの凍結保護剤と一緒に、ちょんと乗せます。もちろん顕微鏡下で行います。
培養士ってどんな仕事?って聞かれて、凍結の話をすると、器用なんだねってよく言われるので、わたしも自分は器用なんだって気分になっていましたが…小さなビーズに細いテグスを通すのが難しくて…
顕微鏡で見ながらならできそうな気がするんだけどなと思いながら、ビーズはむいてないなと思い、あきらめてしまいました。
培養士の器用さとアクセサリー作りの器用さは違うみたいです。
羊毛フェルトもやってみました。
ふわふわの羊毛を、専用の針でチクチク刺しながら、マスコットなどを作っていきます。
これも楽しかったのですが、わたしの造形センスがなさすぎて、動物などはまともにできませんでした。
ほぼまんまるだけで作れる、ピンクのなんでも吸いこんじゃう可愛いやつだけはまあまあのができました。
写真をここにのせられるほどの出来ではございませんが…。
とまあ長々と書いてしまいましたが、最近は百均やネットショップで材料や道具が買えたり、動画サイトで作り方をみれたりするので、やってみたいなと思うとすぐ始められます。
昔は本をみて、難しいなと諦めてた編み方なども、動画をみて挑戦できました。
不妊治療についても、調べると、様々な情報が出てきますよね。
その時に気をつけて頂きたいことは、これで成功したというエピソードがあっても、患者様はそれぞれ、持病の有無を始め、様々な背景が違うということです。
受精から出産に至るまでの過程でうまく行かない理由が、現在分かっていることだけでもとてもたくさんあり、まだ解明されていないことはさらに多いと思われます。
当院でも、できる限り原因を特定して妊娠出産に繋げたいと、治療を進めていく過程で、様々な検査をご提案させて頂いております。新しい検査や先進医療なども積極的に導入しております。
それでもなかなか特定が難しいのが現状です。
私個人としては、患者様も知識を持って医師と治療を考えていけることは、理想的だと考えていますが、原因になるものは人によって違い、身体の状態も違うということはご留意頂きたいと思います。
その上で試してみたい方法や気になる治療法などがあれば、医師にご相談下さい。
患者様、医師、コメディカルの三人四脚で歩んでいければと思います。
培養部 Y.K