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こんにちは。今回は看護部が担当します。
4月に入り、日中は暖かく過ごしやすい季節になりましたね。皆様はお花見など春を感じられることをしましたか?
私は、家の近くの公園に桜が咲いていたので散歩しに行ったのですが、花粉症でくしゃみなどの症状が辛く、長時間はいられませんでした。
私以外にも花粉症でこの季節、悩まれている方が多いのではないでしょうか?
なので、今回は花粉症についてお話しします。
まず、花粉症とは花粉に対して人間の体が引き起こすアレルギー反応です。体の免疫反応が花粉を外に出そうと過剰に反応して、鼻水や涙、くしゃみなどの症状が出現します。
関東地方では、2月から4月はスギ花粉、4月から5月はヒノキ花粉、6月から8月はカモガヤなどのイネ科花粉、8月から10月はブタクサやヨモギなどの雑草類が飛散するようです。また、近年戦後に植えられたスギの木が大きく成長し、潜在的な花粉産生能力が高い状態になっているため、花粉症の患者さんが増加しているようです。
そんな花粉症対策ですが、食事や睡眠を十分にとり、生活習慣を保つことが正常な免疫機能をつけるためには重要になってきます。
では、実際にどんな食事摂取が良いのか紹介していきます。
・青魚
花粉症のさまざまな症状を引き起こすアレルギー誘発物質ヒスタミンの働きを抑えるDHAやEPAが青魚には含まれています。
・ヨーグルト
乳酸菌が多く含まれているヨーグルトを摂取することで、腸内環境を整えて免疫システムを正常に保つことが期待されます。
・きのこ類、ゴボウ、海藻など食物繊維が豊富な食材
ヨーグルトと同じで腸内環境を整える働きがあります。また、アレルギーを抑制すると言われているポリフェノールの一種であるタンニンが含まれています。
このほかにも花粉症対策として摂りたい飲み物や、逆に花粉症の時には控えたい食べ物など調べると様々な対策方法があるようなので、花粉症で困っている方は生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
日頃より、患者様には通院時のお願いごとや待ち時間にご理解、ご協力いただきましてありがとうございます。
4月から当院においても一般不妊治療、生殖補助医療(体外受精等)は基本的に保険適応になりました。それに伴い、今後患者様にご協力いただきたいこともあるかと思いますが、当院で治療している患者様が気持ちよく通院できるよう、スタッフ一同取り組んで参りますので、引く続きご理解、ご協力よろしくお願い致します。

看護部 MIURA
こんにちは、培養部です🌸
この春より、当院では採卵症例に対して新たな精子選別法を導入いたしました。
そこで今回は、選別方法について簡単に説明していきたいと思います☺
まず、精子選別にはHBA Assay とPICSIというものを用います。
成熟した精子は自然妊娠において、ヒアルロン酸に保護された卵丘細胞と透明帯を貫通して卵子に受精する能力があります。
これらの精子はDNAの損傷や断片化がほとんど起こっていない精子で、受精後の胚発育や染色体数にいい影響を与えると言われています。
ICSIのほとんどの場合、形態・運動性の評価のみで精子の選別を行っていましたが、HBA Assay ・PICSIでは生理学的に選び、定量的評価することで早期流産のリスクを大幅に軽減できると言われています。

HBA Assayとは
精子のDNAや染色体が正常かどうかを人の目で判別するのは難しいです。
そこで、正常な精子がヒアルロン酸に付着する性質を利用して、ヒアルロン酸でコーティングしたスライドガラスを用いて精子の質、成熟度および受精能について定量的な評価をします。
具体的には、精子が付着した(=正常な精子)割合をHBAスコアとして出します。
ヒアルロン酸に付着する精子が少ない場合、HBAスコアが低い=受精・妊娠に適した精子の割合が少ないと判定します。
当院では、65%未満の場合、PICSIを推奨しています。
それ以外の方でも希望や過去の培養成績などに応じて実施することができます。
PICSIとは
あらかじめ、所定の位置にヒアルロン酸が固定してあるディッシュを用いて精子を選別し、そのディッシュ上でICSIを行うことです。これにより培養成績、臨床結果の向上を目指します。
簡単に説明していきましたが、読んだだけでは疑問点も多いかと思います。興味のある方、質問のある方はお気軽にスタッフまでお尋ねください。
KIKUYA
こんにちは。今回の担当は受付です。
冬の寒さから、春らしい暖かい日が増えてきましたね。
私は2月末にお引越しをして、
普段は車移動で同じ道しか走らないのですが…(笑)
先日気温が20℃近くあったため、
久しぶりに自転車でお家周辺を散策してみました!

田んぼがメインな田舎の風景なのですが、
住宅地の中にカフェがあったり、
フットサル場やBBQができるスペースのある公園があったりと、
色々発見することが出来ました。
まだまだ花粉症の方には大変かと思いますが、
良い気分転換になりますよ。
待合室と診察室のアロマが春ブレンドになりましたので、
ご紹介させて頂きます。
~院内のアロマテラピー~
春の香り
●ユーカリ ●レモン ●ホーリーフ ●ゼラニウム
【ユーカリ・グロブレス】(Eucalyptus globulus)フトモモ科 葉
クリアで鋭いしみとおる様な香りが特徴です。
ユーカリは樹高100m!世界1~2位を誇る背の高い木として知られています。
オーストラリアの先住民アボリジニの人々は、長きに渡り感染症や発熱のときの
治療に使ってきました。抗ウイルス作用、去痰作用などに優れ、インフルエンザ
などの感染症予防、呼吸器系の不調の緩和に有効とされています。
花粉症のムズムズにも使えるユーカリはこの季節には欠かせない香りです。
【レモン】(Citorus limon) ミカン科 果皮
その爽やかな香りは、エキサイトした心や頭の熱を鎮め冷静に物事を
判断するように促してくれます。
免疫系を活性化し、感染症と戦う力を助けます。インフルエンザなどの
感染症対策他、頭痛、神経痛の痛みを和らげるなどの効果があると言われています。
不安を和らげ何かに取り組む集中力を養ってくれます。
【ホーリーフ】(Cinnamomum camphora) クスノキ科 葉 枝
和名を芳樟(ホウショウ)というホーリーフは、グリーン調の爽やかさと、
かすかなフローラルさを併せ持つ香りが特徴です。
精神的な疲労を感じたり、イライラやストレスがたまった時などによく使われます。
鎮痛作用、抗菌、抗ウイルス作用があるため、肩こり、筋肉痛、頭痛などの痛みの
症状緩和、風邪、インフルエンザの予防などこの季節に役立つ香りです。
【ゼラニウム】(Pelargonium graveolens) フウロウソウ科 葉
ローズの様な華やかさとミントの様な爽やかさを併せ持つ香りが特徴です。
不安と抑うつを鎮め、明るく前向きな気持ちにしてくれます。
ホルモンバランスを調整してくれることから、生理前の不快の症状緩和にも
使われています。ローズ同様の成分(ゲラニオール等)が含まれているため
高価なローズの代わりに使うのもおすすめです。
朝晩と日中の寒暖差で体調を崩さないように体調管理に気をつけてお過ごし下さい。
受付 IGARI
こんにちは看護部です
2022冬季オリンピックやっていますね。
観戦しているとやっぱり自分でもやりたくなるものですね。Snow boardを最後にやったのはもう20年近く前になりますが…
男子ハーフパイプの決勝をLiveで観ていました。どの選手も華麗に飛んで回って日々鍛えて、鍛錬を積んで挑んでいる選手の身体能力に感心するばかりでした。
平野歩夢選手の3回目、逆転優勝できるのかドキドキしながら観ていたところ、まさかのタイミングでサブチャンネルへ切替わり、操作に手間取ってしまい結局見逃してしまうという失敗をわたしはしてしまいましたが、平野歩夢選手はキッチリ人類史上最高難度ルーティン(by実況アナウンサー)を決めてくれていました。興奮しました!
競技が終わり、日の丸を背中にまとって受けていたインタビューのコメント(スポーツ報知記事より抜粋させていただきました)を聞いてハッとしました。
「いやぁ、まだ実感があまり無いんですけど。ようやく小さい頃の夢が一つかなったなという。まぁ、ここを取らずには終われないな、というところを。今日はずっとやってきたことが全てここで出し切れて。あと、兄弟で一緒に出場できて、その場で自分が勝てたのは、お互いにとってもすごいよかったと思うし。自分自身の気持ちとしても、ここでやりたかったことを最後の最後で全て出し切れて。ちょっと2本目の点数は納得いってなくて、そういう怒りが自分の気持ちの中でうまく最後、表現できたというか。良かったです。(逆転した3本目は)緊張とかではなくて。ちょっといつもとはまた違う気持ちというか。思い切って、全て出し切る気持ちがやっぱり、かなり集中していて入ったと思うので。それがうまく最後、クリーンに完璧に決められたのは良かったですね。(引退する米国のレジェンド・ホワイトとの最後の戦い)本当、ショーンも相変わらずチャレンジし続けていて。今回出ている中でも最年長で。そういう姿をいつも、僕にはまだ経験できないことをいつも見せてくれているな、とすごい刺激的でしたし。彼にとってもかなり大きいチャレンジだったのではと思うので。本当に皆が皆そろっていた決勝だったので。そこで、皆にプッシュされながら一番上の位置に立てて、すごい刺激になりましたね。本当にここまで来られたのも家族だったり、身近にいる人たち、そして応援してくれている人達があっての自分だと思うので。自分が納得いく滑りが、皆に少しでも届いたんじゃないかなと。何か刺激になってもらえれば、もうそれ以上はないかなと思います」
いただきました刺激。あの演技を観て、この言葉を聞いてわたしには届きました。色々くすぶっていたもの、チャレンジに足踏みしていたもの、やってみたかったこと…などなど歩夢選手のTry精神 Challenge根性に…刺激、届きました。
年齢関係なくやってみよう。やろうと思ったことはコツコツ努力して実現に繋げよう。心に決めました。
4月から不妊治療が保険適応になることについても情報提供したいところですが、まだまだ現場においても不明なことが多く患者さまへの具体的なお伝えができないことを申し訳なく思っています。情報が決定となり次第、提供させていただきますので今しばらくお待ちください。
看護部kioka
こんにちは。
今回は、培養部からです。
まだまだ寒い日が続きそうですね。
冷え性にはつらい冬ですね。
眠いのに、さあ寝ようと布団に入ったら
「足先が冷えて眠れない。なかなか足先が温まらない…」
冷えに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
私の冷え性対策、温活を紹介したいと思います。
私は、「湯たんぽ」を愛用しています!
湯たんぽは、
持ち歩くこともできるので、冬のキャンプでも大活躍してくれますし、
防災グッツとしても優秀です。
震災の際に暖をとるのに活躍したという記事を読んだことがあります。
また、エコで経済的だと思います!
湯たんぽは、容器の中にお湯を入れて暖を取る古くからある温熱器です。
私は、東北出身なので子供のころから馴染みがありますが、
知らない人もいるのでしょうか?
私の愛用しているのは、こんな感じの昔ながらの
シンプルなものですが…

最近は、おしゃれな湯たんぽやレンジで温めるだけのものも売っているようです。
お気に入りの湯たんぽを見つけて長く使えるといいですよね。
私の湯たんぽの使用方法ですが
まずお湯を沸かします!
湯たんぽにお湯を入れます。
ケースに入れます。
ヤケドを防ぐためにも、湯たんぽの温度は非常に重要です!
ヤケドしない程度の温度のお湯であることを確認してから私は使用しています(^^)
そして最後にお布団に入れておきます。
これでお布団は
ぬくぬくぽかぽかです♨
湯たんぽで体を温めるときは、
冷たくなっている手足から温めがちですが、
大きな筋肉のある、太ももやお尻、腰回りから温めると効率的と言われています。
血流も多い部分なので、そこを温めることで全身に温めた血液を効果的に送り届ける
ことができるそうです。
足先だけに湯たんぽを使うよりも全身が温まるように私は感じます。
「足先が冷えて眠れない。なかなか足先が温まらない…」
という人はぜひ、試してみてください。
春が待ち遠しいですが、冷え性対策などを取り入れて
あと数か月の寒い季節を乗り切りましょう♪
培養部 SAITO