• 2023年9月11日
  • 2024年11月22日

未受精卵凍結について

~未受精卵凍結について~

当院では、9月から未授精卵凍結をはじめます!

そこで、卵子凍結について少し簡単にご紹介しようと思います。

現代社会において、多様なライフプランを持つ女性が増えています。

未受精卵凍結は、将来の妊娠や子育てに向けて最適なタイミングを考慮したい方に適した選択肢の一つです

当院で実施する卵子凍結は、社会的適応によるものです。

具体的には、

・少しでも若い時の卵子を、将来の妊娠出産のために残しておきたい

・今はまだ仕事に集中したいが、将来妊娠出産を望んでいる

・パートナーはまだいないが、将来妊娠出産を望んでいる

などに適応する、20歳~44歳の方を対象としています。

卵子は特殊な凍結保護剤を用いて液体窒素で長期凍結保存することができ、必要なタイミングで顕微授精・移植をすることで妊娠することが可能となります。

しかし、この方法で妊娠を選択するには、リスクもあると知っておく必要があります!

採卵では決まったホルモン剤を毎日飲み続けなければならず、採卵時には痛み伴う場合があります。

また、採卵して凍結保存した卵子はすべて受精し、移植可能な胚盤胞まで成長するとは限りません。途中で変性するものや、成長が止まってしまうものもあります。

そして、移植してもすべての胚が着床、妊娠するわけではないのです。

この治療は、あくまで多様なニーズに応える1つの選択肢に過ぎないため、必ず妊娠を保証できるものではないことをご了承ください。

ぜひこれらを踏まえ、妊娠に伴うリスクも十分理解したうえで選択肢の一つとして取り入れて頂けたら幸いです(^_^)

KIKUYA

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