不育症の治療

不育症の治療法
検査で見つかったリスク因子についての治療を行います。治療法には、大きく分けて3通りの方法あります。個々の異常に応じた治療法を選択します。
なお、流産や死産の原因が染色体異常による偶発的な場合や、明確に特定できない場合には、特別な治療はせずにカウンセリングのみが行われます。
内分泌代謝異常の治療
原因疾患に合わせて生活改善や食事療法、また薬物療法などが行われます。原因が下垂体腫瘍にある場合は、手術の適応になることがあります。
子宮形態異常の治療
先天的な子宮奇形や、子宮内腔に変形をもたらす子宮筋腫などがある場合には、手術を行うことがあります。手術が必要かどうかについては、医師とよく話し合うことが大切です。
血液凝固異常
血液が固まってできる血栓を治療するために、アスピリン(飲み薬)やヘパリン(注射)などの薬物療法を行います(抗凝固療法)。
不育症と前向きに向き合う
不育症と診断されても、出産に至る可能性は十分にあります。ただ、流産や死産を繰り返すことは、精神的に大きなダメージになることは事実です。不育症のリスク因子に対する適切な治療と同時に、夫婦で互いに心のケアを行いましょう。不育症を乗り越えるには、パートナーをはじめ、周囲の人の支えも必要です。精神科や心療内科への受診が必要になるケースもあります。辛い気持ちを一人で背負い込まずに、周囲の人の心理的支援を受けながら、前向きに向き合っていきましょう。
クリニック概要
クリニック名
日暮里レディースクリニック
院長
奥田剛
(日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医/日本生殖医学会生殖医療専門医・指導医)
所在地
東京都荒川区西日暮里2-20-1 ステーションポートタワー5F
※エレベーターでお越しください
診療内容
不妊治療・高度生殖補助医療
アクセス
JR・京成・舎人ライナー 日暮里駅から徒歩1分
診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 | |
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9:00~13:00 (受付は12:15迄です) |
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14:30~18:00 (受付は17:30迄です) |
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ACCESSMAP
